魂とDNAのプロフィール

転生した記憶/DNAに宿る記憶

【魂のご縁】私と妹と母

私と妹が、なぜ母の元に生まれてきたのか?

それは、母を助けるためだった。

 

おぼろげなのだが、アメリカでの話。

妹は教会でシスターをしていて、私は神父だった。

ある時、移住してきたアーミッシュの女性(母)が訪ねてきた。

脱会できない悩みを打ち明けられ、途方にくれた。

母が属していた集団は、酒と暴力で荒れはてていた。

移住を繰り返すジプシー生活をしながら、酔って荒れ狂う男たちからの暴力で

母は心身が疲弊しきっていた。

集団に属する他の一家の女性たちも、荒んだ生活を強いられていた。

 私と妹は、どうしても母を助けたかった。

でも、集団の問題に介入するわけにはいかなかった。

一家全体、集団全体の問題は、彼ら自身が取り組まなければいけない。

荒れてしまう問題は、彼ら自身の問題であり学びでもあったからだ。

宗教が絡むと、ことさら厄介になる。

私と妹だって、当時の自らの問題に精一杯だった。

よって、断腸の思いで母を突き放したのだ。

結果、強い葛藤と後悔の念が生じた。

死ぬまで、その後悔が消えることはなかった。

 母がその後、集団から抜け出せたかはわからない。

いや、抜け出せてはいないだろう。

気力がないほどに疲れ切っていたため

おそらく、その集団の中で、人生の終わりを迎えると推測できる。

 

 そして現在。

母は今回の人生でも、自身の家庭内で宗教問題に直面する。

しかし、父との結婚の後、自らの家族と距離を置く決断をしたようだ。

魂レベルでは、今回の人生で再チャレンジしたんだなって気づいたりする。

また、感慨深いのがその理由だった。

無事に抜け出した理由が、私と妹という守るべき存在がいたからだった。

母は、私と妹のために、自分が属した集団(家族)から距離を置くという、

過去生ではできなかった決断が出来たのだ。

 もし、私と妹がいたことで、成しえたということなら、

私と妹は、今回の人生では、母を助けるために転生し

助けられなかった後悔を、別の形で手放せたと言っても良いだろう。

 ‟とてつもない後悔”が生み出した奇跡なのかもしれない。